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23218D | 試食で学ぶC 「パンと環境」 古代小麦、スペルト小麦のパン試食解説

受付終了

講座概要

講座番号 23218D
開催日 2024/02/24(土)2024/02/24(土)
回数 全1回
定員 48
カテゴリー
開講期 後期
時間 14:00~16:00
受付期間 2023/11/01~2024/02/10
受講料 4,100円 (学生:4,100円)
キャンパス 代田キャンパス

講座内容

ハード系のブーランジェリーの商品ポップで見かける様になった、古代小麦、スペルト小麦。
独特の風味があって美味しいのですが、低アレルゲンだとか、農薬が必要ない?など古代と言うネーミングから誤解も広がっています。

もともと17世紀までヨーロッパで栽培されていた在来品種だった古代小麦、近代育種で登場した品種との違いを食べ比べながら、消費者の嗜好性が産地に及ぼす影響を解説します。

小麦は世界で最も食べられている食糧です。日本は稲作国なのに、今ではパンを沢山食べるようになりました。
しかしその材料となる小麦の96%は、海外から運ばれて来るためCO2を排出します。
さらに近年そのフードマイレージでは測れないCO2を排出する冷凍市場が拡大しています。

焼く → 冷凍 → 運ぶ → 冷凍保存 →リベイクして食べる、
電気を5回も使うパンが自宅に届くサブスクリプションなど、環境をテーマに考えてみましょう。

(内容は右記ホームページにて) → https://miraipan.jp/archives/641

試食予定  → 2023年に大阪から和歌山に移転したストーンズベーカリー。
山口シェフにお願いし、スペルト小麦100%の食パンを焼いていただきます。


講座関連画像

持ち物

筆記用具、飲み物(試食があるため、持参をおすすめします)、食べきれなかった試食パンを持ち帰る容器

対象

高校生以上

講座スケジュール

実施日 講義内容 講師
1 2024/02/24 上記参照ください 青沼 一彦

講師紹介

青沼 一彦
食育アカデミー パン食文化研究室長
パン食文化研究家 私たちが毎日食べるパンを、食文化として整理しています。
東京農業大学・農学部拓殖学科卒業、広告代理店勤務30年、脱サラ後「食育アカデミー」を設立。
農文協・現代農業の増刊号「季刊地域」に地域小麦の循環をテーマに連載中(2023年1月5月7月10月の4回シリーズ)。
踏まれるほど強く育つ小麦に学ぶイベント「麦踏み塾」は2016年から2年間、都市農村総合対策交付金事業(農水省)に認定された。
2020年から国産小麦を使用するベーカリー検索サイト「未来を変えるパン」を運営、自給率向上をライフワークと捉え活動しています。

青沼 一彦