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24213D | 乳酸菌と発酵飲料「みき」午後クラス ~沖縄・来間島編~

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講座概要

講座番号 24213D
開催日 2024/12/01(日)2024/12/01(日)
回数 全1回
定員 30
カテゴリー
開講期 後期
時間 14:30~17:00
受付期間 2024/10/01~2024/11/25
受講料 8,800円 (学生:8,800円)
キャンパス 代田キャンパス

講座内容

沖縄の島々や奄美諸島で、古より飲み継がれてきた発酵飲料「みき(ミキ)」を科学と伝統の視点から
学び、体験します。

「みき」は、神事の際に供えられるお神酒がその発祥とされ、お米や雑穀を材料に作られる飲み物です。
「みき」の発酵には乳酸菌が重要な役割を果たしており、中には菌数が1グラムあたり1億個以上に
達するものもあり、「お米のヨーグルト」とも呼ばれています。

また、「みき」は島によって材料、製法、味わいが違えば、発酵の様子も様々で、
その多様性と個性が「みき」の魅力でもあります。

本講座では、Eテレの「小雪と発酵おばぁちゃん」でも紹介された、来間島の「みき」を
科学者の視点と伝統を継承する者の視点で解説します。
乳酸菌研究者の立場から、「みき」の発酵過程やそこに関わる微生物について解説します。

また、来間島の伝統製法で作られた「みき」の試飲体験、みき作りのデモンストレーション、
島の伝統や祈りのお話をします。

これら二者の視点が交わることで、島の祈りと暮らし、先人たちの智慧や、発酵の楽しさ、
微生物の活躍を体感していただけたら幸いです。

今回は、受講生の皆さまが、ご自宅で気軽に「みき」作りができるよう、
手作り来間島みきキットのプレゼントもご用意しております。


講座関連画像

持ち物

筆記用具

対象

18歳以上

講座スケジュール

実施日 講義内容 講師
1 2024/12/01 来間島の伝統発酵食品「みき」の製法と微生物のはたらき 梶川 揚申
砂川 葉子

講師紹介

梶川 揚申
東京農業大学 応用生物科学部 農芸化学科 教授
東京農業大学農芸化学科卒。同大学大学院博士前期課程修了後、国立医薬品食品衛生研究所で博士(獣医学)の学位を取得。
米国ノースカロライナ州立大学、コロラド州立大学での博士研究員を経て現職。
専門は応用微生物学、分子生物学、免疫学。
乳酸菌がもつ、ヒトや動物の健康に関わる機能の開発や解析を行っている。

梶川 揚申

砂川 葉子
来間島みき主宰
岐阜県出身、2000年より来間島在住 来間島出身の男性と結婚し、島で暮らし、神事に関わり23年。
オバァからみきの製法を受け継ぎ、市場で実店舗を運営しながらワークショップや認定継承者コース、リトリートを開催。
みきを通して祈りと文化をつなぐ活動を実践中。

砂川 葉子

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